2023/1/1追記
この記事の内容は一新したのでこちらへどうぞ
(・∀・)
shobon53.hatenablog.com
以下旧記事
www.youtube.com
この竿の曲がり具合を見てほしい。
アブラコの落とし込み釣り・ヘチ釣りは楽しいでつ
(°▽°)
先日、苫小牧西港に行った時にまたもや百式ですねと声を掛けていただいた
( ・∇・)
「やってみたいけど難しそう」
というのがこのブログを読んでの感想らしい。
確かにチヌは神経質で難しいところがあったけど
アブラコはそんなこともなく
ロックゲームより全然簡単というのが塩ジャケの人の感想である
ヽ(・∀・)
ちょっと解説っぽいことを書いてみるぞ。
◼️竿
竿は特にこれでなければならないというものがない。
ずっと持ち歩くので竿は軽い方がよく2.4mから3.0mぐらいだと取り回しが楽だと思う。
塩ジャケの人は最初はロックゲーム用のスピニングロッドを使ってたし今は短めの磯竿を使っている。
2020年の夏に竿を一本追加しようと考えた時にエギングロッドも視野に入れたことがあった。
特にこのセフィアは実際に手に取ってみたが軽くて竿のバランスが良くて使いやすそうだった。
その時に飛竜を思い出さなかったらこのセフィアを買っていたと思う。
北海道の人はヘチ竿を買うのは躊躇すると思うのでエギングロッドを使ってみるのもいいんじゃないかな。
ただしグリップエンドからリールシートまでの長さは自分の身体に合ったものを使う方がいいと思う。
上のクロスフィールドは改造なしでも簡単に使えたが、下の飛竜は改造して使っている。
力のある人だったら短くていいかもしれないけど、塩ジャケの人は非力なので、リールシートを持った時にグリップエンドが肘に当たるようにリールシートの位置を上に上げた。
今使っている飛竜が壊れたら次は専用の竿を買うかもしれないな。
※※※追記 2021.8.30※※※
飛竜が折れたのでがまかつのへちさぐり銀参郎MH 270を購入した。
私は昔からこの釣り方を落とし込み釣りと呼んでいるからそれで通しているが、メーカーではヘチ釣りというカテゴリーに入れているので「ヘチ竿」で検索した方がいい。
落とし込み釣りだと別の種類の竿になり、U字ガイドをつけた4.5mから6.3mぐらいのものになる。
このU字ガイドは糸が出にくいので、竿の長さを活かして深さ5mぐらいまでを探る釣りになる。
テトラの上からの前打ちにはいいけど、もうテトラに乗るのはかなり怖いから使うこともないだろう。
そしてハイシーズンであればアブラコも中層に上がっているので延べ竿でも可能と思う。
とはいえ堤防からの高さも考えたら短くても3.6mぐらいは欲しい。
◼️リール
落とし込み釣りのリールといえば太鼓リールを使うイメージが大きいが、別にスピニングリールでもベイトリールでも可能といえば可能。
YouTube にはスピニングリールを使った落とし込み釣りをしている人の動画もある。
やはり太鼓リールを使うメリットはあり
1.軽い
2.糸に巻き癖がつきにくい
3.ガン玉でも底をとりやすい
4.回転数で魚のいる深さが分かる
5.ドラグがないのでファイトが面白い
6.思ったより安い
7.北海道だと目立つ?
があげられる。
まぁ、7.はデメリットにもなるかもしれないね。
長くて重い竿を使うときは1.の軽さはバランスを取りにくくすることになる可能性がある。
ハイエンドモデルのシマノの鱗夕彩88や黒鯛工房のヘチリミテッドでさえ3万円台で買えるのは、構造がシンプルだから。
ステラやアンタレスなどとは比べ物にならないほど安い。
ダイワのチヌマスターやプロマリンのバトルフィールドだともっと安く手に入る。
更には台湾製🇹🇼のquapniのcamellia85Tも素晴らしい。
◼️道糸
道糸はナイロンでもpeでもいいが、塩ジャケの人は風の影響を受けにくいようにpeの0.8号とか1号を使っている。フロロは巻き癖がつきそうな気がして使ってない。
視認性がいいオレンジとかを使うと楽。
落とし込み釣り用のナイロンラインには、タナの深さを分かりやすくするために1mごと色分けがされているものもある。
ちなみにチヌのヘチ釣り・落とし込み釣りをする人の多くはナイロンラインを使い、それからフロロ、peの順に少なくなる。
塩ジャケの人のようにpeを使っている人は少数派である。
※※※追記 2022.7.9※※※
現在はナイロンの道糸にチヌ鈎を直結している
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※※※追記ここまで※※※
◼️ハリス
ハリスはユニチカのグンターを使っているが、これは中学生だった時に強い思い入れがあるから。
もちろん、結束強度、耐摩耗性といった点で満足して使っている。
ハリスにナイロンを使うのはフロロだと比重が大きくて、餌の沈下速度の調節が難しいから。
かなり摩耗する釣り方なので耐摩耗性に優れたハリスを選んだ方がいいと思う。
ちなみにフロロの方がナイロンよりも摩擦に強いと思われているが、それは間違いでナイロンの方がフロロカーボンよりも耐摩耗性に優れている。
引用元 ユニチカ
ユニチカフィッシングライン-すべては素材開発からはじまる。テクノロジー、技術者、テスター。3つの融合がラインの力になる。
◼️サルカン
道糸とハリスを結ぶときにノットを組んでもいいと思うが、塩ジャケの人はサルカンを使っている。
サルカンとpeの結束もpeの先端に輪を作りそれをサルカンに通すだけにしているが、今までこの部分でラインブレイクしたことがない。
ただしサルカンは小型のものを使わないと餌より早く沈んでしまい仕掛けが絡む原因になる。
◼️ガン玉
落とし込み釣り・ヘチ釣りの一番の特徴はこのガン玉を使うことだと思う。
もちろんガン玉を使うのは餌の沈下速度を調節するためで、風が強かったり、潮の流れが速かったり、アブラコがボトムで食う場合はガン玉を重くする。
逆にガヤとかの餌取りが少なくてアブラコがタナで食ってくる時はガン玉を軽くする。
ガン玉は5Bとか6Bを基準にして2個打ってみたり2Bを追加したりする。
塩ジャケの人は5B一つから始めて潮の速さや、アブラコのいる層に合わせてガン玉を増やす。
チヌ釣りでは5Bみたいに重いガン玉は使ったことなかったがアブラコはそこまで繊細でもない。
ガン玉を取り付けるときは歯で噛み潰していたが、強く噛むとハリスを痛めて大物をバラす原因になるし、潮が緩くなったときにはガン玉を軽いものに取り替える必要がある。
なのでガン玉を取り付けたり外すのにこれがあると便利。
いっそのことガン玉でなくジグヘッドの軽いやつ(5g)でも大丈夫と思うが、5Bでも1.75gなのでアブラコのいる層をあっという間に過ぎていく気がするしコストが高い。
◼️鈎
丸せいご、海津、伊勢尼とべつになんでもいいと思うが、結束のしやすさや丈夫さ、コスパからがまかつ管付きチヌばりの6号か8号を使っている。
ガヤがうるさいときは8号を使いそうでないときは6号を使うが、これもチヌ釣りだとだいたい3号あたりがメインになるので、それに比べるとかなり大きな鈎を使っていると思う。
最初から鈎とハリスがセットになっているものを選んでも楽ちんである。
ただし小さなビニール袋がゴミになるので持ち帰るようにしたいわな
(=゚ω゚)ノ
※※※追記 2022.7.9※※※
現在はチヌ鈎の返しをプライヤーで潰してスレ鈎にして使っている
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※※※追記ここまで※※※
◼️餌
これも活き餌にこだわる必要もなく、生餌でもワームでもかまわないか、やはりワームよりも餌の方がよく釣れる。
一応の使い分けとしてガヤがいないときはアオイソメ、ガヤがうるさいときはカニを使う。
ただ北海道ではカニが流通してないから、現場で採取するか通販で買うしかなく、現場の採取は漁協の人に聞いたらやめた方がいいと言われたし、通販だと送料が高い。
冷凍イワガニでもいいから流通してほしい。
スーパーで販売されている塩サバを使ってもいいし、
ワームだとパワークラブとかパワーイソメなんかが使いやすいと思う。
◼️その他
堤防や埠頭の際で釣りをするのでライフジャケットは必須だし、かなり歩くので疲れにくく滑りにくい靴を使った方がいい。貝殻とかが落ちているとこもあるのでサンダルやクロックスは危ないね。
海面のギラつきを抑えるのに偏光サングラスを使うとラインも見やすいし目も疲れない。
メイホウのベイトクーラーはアオイソメを活かしておいたり生餌を携帯するのに重宝する。
それにこれもメイホウだがリキッドパックはパワークラブの液漏れを気にしなくてもいい。
クリアケースに鈎とガン玉を入れれば、道具入れはこれだけでこと足りる。
堤防の際でもゴーマルを超えるアブラコが釣れるのでタモ網はあった方がいい。
◼️落とし込み釣りのメリットとデメリット
メリット
1.ロックゲームに比べて根がかりが少ない
2.消耗品が安くコスパがいい
3.よく釣れる
4.真下から釣り上げるアブラコは引きが強い
デメリット
1.厳寒期はアブラコが際にいないから釣れない
2.仕掛けを遠投する気持ちよさがない
メリット1.の根がかりが少ないは2.のコスパがいいにつながり、餌代をのぞくと一回2時間ぐらいの釣行のコストはチヌ鈎3本、ガン玉3個、ハリス5mぐらい。
多分200円かかってないから、小売店や釣具メーカーは余り嬉しくないわな。
そしてメリット3.のよく釣れるのは、堤防のヘチというのは魚がつきやすい上に、北海道はまだまだヘチが荒れてないから
筆者近影
とりあえず落とし込み釣りの要点をまとめてみたぞ。
不明なことがあったらコメントに質問くれたら嬉しい
(・∀・)