塩ジャケ好きやねん

主に苫小牧から室蘭の釣りの話です。初夏から初冬までは落とし込み釣り、それ以外はロックフィッシングでアブラコ・ソイ釣りを楽しんでます。

アイナメの落とし込み釣り 餌編 (=゚ω゚)ノ

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塩ジャケ好きやねん < アイナメの落とし込み釣り 目次 < 餌

1.餌
2.鈎
3.ハリス、ガン玉
4.ライン(道糸)
5.ロッド(竿)
6.リール
7.タモ網
8.小物
9.服装
Final.釣り方

アイナメの落とし込み釣りに使う冷凍イワガニ

釣果を最も左右するのが餌
(=゚ω゚)ノ

 当たり前だがワームよりも餌の方が段違いに釣れる。昔はロックゲームをしていたが、落とし込み釣りに変えてから釣果が上がった。それでも最初の頃はパワークラブを使っていたが、餌に変えて更に2〜3倍は釣れるようになった。ただしパワークラブは餌が無くなったときの予備として常備している。

◼️カニ

 一番汎用性が高いのはカニ餌だろう。アイナメ甲殻類を好んで食べるし、夏場は胃の中を見るとほとんどカニということも多い。下の写真は2022年6月に第二虻田漁港で釣ったアイナメの胃の内容物で数えられるだけでカニが15匹入っていた。

 カニは生きていても冷凍でも差は感じられなかった。冷凍物を使っても室蘭ではアイナメの反応は変わらなかったし、海水温の低い時に生きたカニを使っても温度差ですぐに弱ってしまう。種類は入手のことを考えるとイワガニが使いやすい。冷凍ものならヤフオクで入手できるし、生きたものでも簡単に採取することができる。ただ生きたカニは堤防にしがみつくことがあるのでその場合は脚をちぎって使う必要がある。
 このイワガニのメリットは何といっても餌取りのガヤ(エゾメバル)に対して強いことである。

 アオイソメはすぐにボロボロになってしまうがイワガニならある程度耐えられる。このある程度耐えられるというのがポイントで仕掛けを引き上げたときに新たに餌をつけ直す必要がない。(釣り方のガヤ対策参照)また甲羅だけが魚に取られることもよくあるがそれでも釣れる。

◼️カニ餌のつけ方


 カニ餌を釣り鈎につけるのはだいたい次の二通り。ふんどしから入れて甲羅側に通す(右図)か、脚の付け根から入れてふんどしの付け根に通す(左図)。
 どちらが優れているというのはないが、カニを落としたり巻き上げるときにクルクル回らないように。巻き上げるときにカニが回っているかどうかの確認はした方がいい。

 おそらくアイナメの食いが悪くなるだろうし、それよりもラインとハリスの間によりもどしを使っていないときは糸よれが強くなって竿にラインが巻き付くことが増えストレスがたまる。糸よれで竿先にラインが絡んでしまうときはだいたいカニがクルクルと回っているので回らないように付け直した方がいい。

◼️アオイソメ

 餌取りの心配がないのであればアオイソメは優秀な餌である。
餌取りの少ない時は餌にアオイソメを使う
 経験からガヤに比べてアイナメの方が海水温が低くても活動できる。室蘭であればシーズン初めの5月やシーズン終盤の12月はガヤも姿を見せずアオイソメでも釣りやすい。特に5月の室蘭ではカニ餌よりもアオイソメの方が釣果が伸びる。

◼️その他

 魚の切り身や貝でも釣れるし、どちらの餌もアイナメが口から吐き出すのをよく見る。特に貝の内臓はかなり魚の好む部分ではあるが、柔らかくてガヤに弱いのが難点であろう。魚の切り身はかなり餌取りに強いが集魚効果が強くガヤを寄せてしまう。やはりカニほどの万能性があるかというと疑問が残る。

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