塩ジャケ好きやねん

主に苫小牧から室蘭の釣りの話です。初夏から初冬までは落とし込み釣り、それ以外はロックフィッシングでアブラコ・ソイ釣りを楽しんでます。

アイナメの落とし込み釣り ライン(道糸)編 (=゚ω゚)ノ

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塩ジャケ好きやねん < アイナメの落とし込み釣り 目次 < ライン(道糸)編

1.餌
2.鈎
3.ハリス、ガン玉

4.ライン(道糸)
5.ロッド(竿)
6.リール
7.タモ網
8.小物
9.服装
Final.釣り方

 アイナメの落とし込み釣りの道具で餌以外に釣果を最も左右するのがこのライン(道糸)とハリスだと思う。
 約2年間、アイナメの落とし込み釣りにはまり込み試行錯誤したのがこのラインの選定。ナイロン、フロロカーボン、peの3種類どれも落とし込み釣りに使ってみてメリットとデメリットが分かってきた。ただしあくまでも落とし込み釣り限定。


ユニチカフィッシングライン-すべては素材開発からはじまる。テクノロジー、技術者、テスター。3つの融合がラインの力になる。
引用元 ユニチカ

 この3種類のラインは種類によって物性が大きく異なる。上記の物性のうち落とし込み釣りに大きく影響を与えるのは比重と伸度であろう。ハリスだと耐摩耗性が最も上位にくると思う。

◼️ナイロン

 ナイロンはpeと同じぐらい比重が小さい。仕掛けをゆっくりと落としたい時に使うラインとしては理想的ある。ただし比重が小さい分、風や潮の流れに影響されやすく特に強風の時は釣りにくくなる。
 伸度が大きいので、魚をかけた時にのびハリスが切られにくく魚もバレにくい。落とし込み釣りはロッドが短い分、ロッドで魚のパワーを吸収しにくいので伸びやすいナイロンはロッドの短さをカバーしてくれる。
 しなやかなで扱いやすく落とし込み釣りで最も使われているのがこのナイロンであろう。下記の三種類はどれも視認性がよく使いやすかった。

◼️フロロカーボン

 フロロカーボンはナイロンと違い比重が大きいので強風や潮の流れに影響されにくく狙ったところに仕掛けを送りやすい。
 フロロカーボンは伸びないとよく言われているが、そんなことはなくナイロンに比べて伸びにくいだけで上のレーダーチャートを見れば分かるようにフロロカーボンものびる。しかもアイナメの急な突っ込みにはのびてくれるのでハリスを切られにくい。実は塩ジャケの人もJUNさんに教えてもらうまでのびないと勘違いしていた。
 またフロロカーボンは硬く巻き癖がつきやすいと思っていたが、落とし込み釣り用のフロロカーボンラインは思った以上にしなやかで巻き癖がつきにくい。それでもナイロンよりは素材が硬いのでナイロンよりも折れやすいかな。
 さらに落とし込み釣り用のものは蛍光オレンジが着色されており視認性がいい。フロロカーボンの弱点を見事に克服しているなと感心する。
 塩ジャケの人も一度使ってみたら使い勝手の良さに惚れ込んでしまった。他に画期的な商品が出るまではこの落とし込み用のフロロカーボンラインを使い続けるであろう。

◼️pe

 実は落とし込み釣りでpeを使う人は少数派で塩ジャケの人も2021年の釣りではpeを使っていたが2022年からは使わなくなった。
 peのメリットは比重が小さいことであろう。ナイロンよりも小さいから更にゆっくりと落とせる。更に水を吸わないから長い期間に渡って強度が落ちにくい。それとのびないのでアイナメのパワーをダイレクトに味わえる。
 デメリットとしては比重が小さいので風や潮の影響を受けやすい。さらにのびがないので魚をバラしやすい。落とし込み釣りはロッドが短いので、peだとアイナメのパワーを吸収できずにハリスを切られたことも度々あった。それにライン柔らかくて竿に張り付きやすいし竿先に絡みやすい。竿にpeが絡んで折ってしまいそうになったこともあった。結果的にナイロンやフロロを使うよりもメリットを見出せずにpeを使わなくなった。

◼️三種類のラインと潮流や風


 図のように潮の流れや風によってラインのふくらみ方に差がある。また同じ種類であれば号数が大きいほどラインがふくらむ。そしてふくらめばふくらむほどアタリがとりにくくなり難しくなる。ホームグラウンドにしている室蘭は風が強い日が多い。こうして考えるとフロロカーボンラインの1.5号〜2号が使いやすいかと思う。

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